Javascript Menu by Deluxe-Menu.com
   
     
 
TotalCare SpO2RT® リンク
 
 
 
     
   
     
 
新着情報とイベント情報
 
 
 
 



 
     
 
     
 
トータルケア・スポーツ

トータルケア スポーツ コネクト
(TotalCare SpO2RT® Connect)
呼吸理学療法システム

臥床を強いられることによって生じる合併症

院内肺炎などの臥床を強いられることによって生じる合併症は、重症患者の治療中に最も多く発生する感染症の一つであり(1)、感染した患者の発症率と死亡率が高いことが統計で示されています(2)。しかし、影響は患者のみにとどまらず、患者に対応する回数の増加により看護スタッフの仕事量が増します。また、救急集中治療部門での在床日数と在院日数がいずれも長期化するため、患者の治療費が高騰し、病院側の財政的な負担も増します。(3)

プログレッシブ モビリティ(Progressive Mobility(TM)) のセラピープログラム

長年にわたり、医療関係者は、体位交換技術、特に床ずれの予防に関連した体位交換技術の重要性を認めていました。しかし近年、医療総合チームの間で身体に及ぼす潜在的な影響について十分に理解され始めると、体位交換の概念はこれまで以上に認められるようになりました。重症の患者の体位を交換することは困難なことが多く、ある研究では、患者の 49.5% が 8 時間にわたり同じ体位のままの状態にあることがわかりました。(4)

しかし、看護スタッフの間では、医療施設でのプログレッシブ モビリティ (急性期リハビリ) セラピープログラムの導入により、院内感染の発生率が減少し、在院日数や治療コストを削減できるという認識が高まりつつあります。

プログレッシブモビリティのセラピーは、以下を目的として、適切な体位交換技術を採用するという概念に基づいています。

  • 人工呼吸器関連肺炎などの、臥床を強いられることに起因する合併症の予防に役立つ
  • 臥床を強いられることに起因する合併症のセラピーに役立つ
  • 人工呼吸器からのウィーニングの成功率を高める
  • 患者の精神衛生を改善する
  • 起立性低血圧症防止の訓練の機会を提供する

連続ローテーション セラピー (Continuous Lateral Rotation Therapy) から起立の介助まで、運動レベルを徐々に高めて患者を支援する際に欠かすことができないのがモービリゼーション セラピーですが、この重要な治療を可能にする唯一の専門サポートシステムが、トータルケア コネクトのシリーズです。

連続ローテーションセラピー

チルトテーブル

座位 – 仰臥から 30度のベッド傾斜、さらにフルチェア (FullChair®) 位置まで

チェアイグレス(ChairEgress™) ポジション

トータルケア スポーツ(SpO2RT®)コネクト呼吸理学療法システム - 主な特長

トータルケア コネクトの新機能

ヒルロム社は、この最新のトータルケア ベッドで、最も使いやすい看護スタッフ用の操作画面を開発しました。カラータッチスクリーン方式の操作画面では、重要なデータのグラフィック表示形式が改善されています。ある調査では、90% の看護スタッフが特別な講習を受けずに、すぐに操作画面を使えたとの報告がありました。新型のほとんどのトータルケア コネクトでは、看護スタッフ用操作画面をベッドの片側と両側のいずれにも配置できます。

ヒルロム社にて予め用意したデータ以外に、お客様からの要望に応えて、フルチェア に関する情報収集機能を強化したり、要求度の高いベッドヘッドアラームの設定を選択できるようになりましました。

ベッドヘッドアラームと背上げ角度

人工呼吸器関連肺炎 (VAP) を予防する目的では、ベッドヘッド部を 30~45度背上げさせることが重要であると多くの調査で報告されています。VAP 予防プロトコルをサポートするために、ヒルロム社では、トータルケア製品シリーズで同社独自の 30度ベッドヘッド アングル(傾斜)アラームを採用しています。これはベッドヘッド部が 30度よりも下がった場合に、看護スタッフにアラームを発信し、迅速な対応を可能にする装置です。同シリーズ最新のトータルケアコネクトではさらに、ヒルロム社はお客様の要望に応えて、アラーム設定を 30度と45度から選択できるようにこのアラーム機能を改良しています。また、ヘッドアングル情報が最長 8 日間にわたり、ヘッドアングルが 30度を超えた時間 (時間と分) を記録でき、病院側での VAP 予防プロトコルおよびガイドラインの適合に役立っています。

フルチェア (FullChair®) のポジション

フルチェアポジションは、呼吸機能が最適化し、特に従来のカーディアックチェアの座位に比べて患者の心理状態に良い影響を与えます。トータルケア コネクト製品シリーズのフルチェアポジションは、重症患者のためのプログレッシブ モビリティ ガイドライン(5)で推奨されている「up-in-chair (椅子に座らせること)」に適合しています。ボタン 1 つで操作可能な次世代に対応したフルチェアポジションは、ヒルロムが長年の経験に基づいて構築したもので、患者が座位に移行する際に安心感を与え、ベッドの足側に移動してしまうのを防ぐ新しいクレードル トランジション (Cradle Transition) 方式を採用しています。

チェアイグレス(ChairEgress™)のポジション

このシンプルな機能は、患者がより早期に、より安全にリハビリできるお手伝いをします。これにより、患者自身や看護スタッフが怪我をする危険が少なくなると共に、看護プロセスにおいて患者の運動機能を早期に回復できます。患者の症状に応じて、ベッドの横側または足側から離床できます。次世代のトータルケア スポーツ コネクトには、座部収縮機能(Seat Deflate) 機能が組み込まれ、これはチェアイグレス (Chair Egress) ポジション、または患者が安定した低い位置から動くことができる(サイドイグレス)オプションとの併用を目的に設計されています。

サイドイグレスオプション

チェアイグレスポジション

連続ローテーション セラピー (CLRT)

セラピー・オン・デマンド (Therapy-On-Demand®) モジュール

このシステムの中心となるのは、看護スタッフが必要に応じて、連続ローテーションセラピー (CLRT) などのセラピーモードを簡単に開始できる、総合的なセラピー・オン・デマンド の概念です。CLRT の効果は、院内感染の発症率を抑えたり、人工呼吸器の装着日数を短縮させたり、ICU 在床日数やトータルの在院日数を短縮させる効果があることが証明されています。(6,7)

トータルケア スポーツ コネクト呼吸理学療法システムにより提供される連続ローテーションセラピー(CLRT)は、ヒルロム社独自のベッドとマットレスの一体化した設計と、運動をより安全で効果的なものにするための特許取得済みローテーション方式を組み合わせました。このローテーション方式は、患者と看護スタッフのいずれの側にもすばらしい成果をもたらします。

看護スタッフはいつでも GCI コントロール画面より、ローテーション セラピーの設定を、個々の患者のニーズに合うようカスタマイズできます。また、次世代を見据えたトータルケア スポーツ コネクトには、必要に応じて治療を迅速に開始するため、3つのセラピーオプションが予め GCIに組み込まれています。

パーカッションとバイブレーション セラピー

この二つのセラピーも必要性に応じたセラピーの概念を基本としており、人の手(ハンズオン)によるセラピーが禁忌である患者の気道内分泌物の移動を補助する «ハンズオフ»  オプションです。セラピーの設定 (セラピーの強度と速度を含む) は、使いやすいGCI画面を活用して、看護スタッフが個々の患者のニーズに合わせていつでも調整できます。また、次世代を見据えたトータルケア スポーツ には、必要に応じて治療を迅速に開始するための 3 つのセラピーオプションが GCI に組み込まれています。

シアレス・ピボット (Shearless Pivot®) 患者ポジション保持機能

この独自の機能は、一体化されたベッドとマットレスが調和することで、ずれ力を最小限にし、患者の体がベッドの下方にずれるのを抑えます。患者の姿勢を直す必要はほとんど無くなり、患者の快適性も向上します。

フレックスアフット (FlexAfoot®) 伸縮式足部機能

看護スタッフはベッドの全長を調整できます。伸縮式のフットボードで患者の足を支えるため、足部の補助器具を使用する機会を減らすことができます。マットレス全体を30.5 cm(12インチ)の範囲でワンタッチで伸縮させることができ、看護スタッフは狭いスペースでの搬送が容易になります。

ブースト (Boost™) 機能

トータルケア コネクト フレームに新たに加わったブースト機能は、患者を最適なベッド位置に調整できるように設計されています。患者の頭側を少し下に傾斜させてからブースト(マットレスが最大限に膨張します)を機能させます。

スケール(体重計)機能

オプションのベッド一体型スケール機能は、使いやすく繰り返し体重を測ることが可能で、体重の変化を記録します。

ターン アシスト (Turn Assist™) 機能

今までよりも少ない人数で容易に患者の日常看護を行えます。また看護スタッフおよび患者が怪我をする危険性も減少します。

患者の皮膚をマイクロクライメート(Microclimate)レベル(*)で管理

ヒルロム社の床ずれ管理の専門性は、数百万の患者の入院日数の情報に基づいて築かれています。当社は世界の臨床医から直接話を聞き、新技術の開発が可能になるように、継続的にマットレスの性能を向上させるべく努力を積んでいます。

この最新の開発技術を駆使し、トータルケア スポーツ コネクト呼吸理学療法システムでは、独自の二層構造で、4 つの独立したゾーンから形成されるマットレスをベッドと完全に一体化させていて、患者の体重に応じて圧調整を行い、圧力の再分散を最適化します。この独自の設計により、ローテーションセラピーの中でも最大限の圧力の再分散を確保します。

また次世代仕様のトータルケアスポーツ コネクトでは、セラピー・オン・デマンドの概念に基づくエアフロー技術を使った、ヒルロム社の次世代ロー エア ロス (Low Air Loss) セラピーをオプションで選べます。

マットレスと皮膚が接触する箇所では、体温が閉じ込められ、皮膚の表面温度が急激に上昇します。マットレスに熱がどの程度閉じ込められるかに応じて、蓄熱率、最終的にはその温度が決定します。皮膚の温度が「発汗基準点」を超えると、汗の量が急に増加します。このような過剰な温度や湿潤の上昇は、皮膚に悪影響を及ぼし表皮の回復力を弱め、ずれや摩擦の影響を受けやすくなることが証明されています。最終的に、このような外部の力に対する表皮の弾性が損なわれるため、床ずれが発生しやすい状態になります。この理由から、皮膚の高温化と湿潤の蓄積の両方を同時に抑えることの重要性について、十分に認識されています。

先端技術のスペーサーを使ってカバーの下に空気を送り、同時に効果的な湿気透過 (MVP) カバーを併用することで、発汗が抑えられ、皮膚温度を部分的に下げることができ、患者の皮膚の微細なレベルでの管理に役立ちます。

マイクロクライメートレベルとは
患者の皮膚の温度湿度を微細なレベルで管理します。

速度調整機能付きインテリドライブ (Intellidrive ® ) 搬送補助装置

インテリドライブ

救急集中治療現場で患者を搬送する作業は困難です。インテリドライブシステムでは、ボタン 1 つに触れるだけというわずかな力で、1人で患者を楽々と搬送できます。

トータルケア コネクト ベッドシステムの搬送時の可動性は、オプションのインテリドライブシステムの追加により、大きく向上します。この機能を使用すれば、搬送時に患者をストレッチャーに移動する必要性を最小限にします。搬送が必要な時には、ベッドを電源から外した後、ブレーキを解除し、ハンドルを掴むだけです。

看護スタッフは単独でも、体重が非常に重い患者を乗せていても、カーペットの床面を、楽に移動できます。180度のターンも簡単にできます。前方の人や物の間を通り抜け、重症患者用ベッドでありながら一人で90度回転ができ、前方の人や物を通り抜けられます。

参考文献

1. Vincent J.L., et al The Prevalence of nosocomial infection in intensive care units in Europe: Results of the European Prevalence of Infection in Intensive Care (EPIC) Study, JAMA 1995 274:8 639-644

2. Kappenstein I., et al Prolongation of hospital stay and extra costs due to ventilator associated pneumonia in an intensive care unit. Eur J Clin Microbiol Infect Dis 1992

3. CDC Guidelines for Prevention of Nosocomial Pneumonia 1997 MMWR 46(RR-1) 1-79

4. Krishnagopalan S. Body positioning of intensive care patients, clinical practice versus standards. Critical Care Medicine. 2002

5.Ahrens T., et al Progressive Mobility™ Therapy Guidelines for Critically Ill Patients. Advancing Nursing. 2005

6.Fink M.P., et al The efficacy of an oscillating bed in the prevention of lower respiratory tract infection in critically ill victims of trauma. Chest 1993 103 1543-1547

7. LaGrange K., A comparison of non rotational and rotational interventions. Hill-Rom White Paper. 1997

www.totalcare.tv

[トップに戻る]